改めるための対策や良い知恵は、自ずと出てきます。
不思議なもので、不良の記録を始めただけで不良が減ってしまうことが多いのです。
不良の実態をつかんで対策を実行しなければ不良が減るはずはない、とお考えでしょうが、いえ、すでに記録するということそのものが”実行”段階に入っているからです。
すなわち、不良を記録(確認)するというのは、関係する作業者や管理者が、当の作業について注意し気持ちを引き締めるということを意味しており、それだけで、不良を生む不注意や気のゆるみを防ぐことになるからです。
わたしの経験では、多くの企業、作業現場で「不良の記録をとるようになっただけで、不良の発生が(カンで)50パーセントは減った」という声を聞きますが、そのとおりだと思います。
どうか品質管理を難しく考え込まずに、まずごく簡単な「不良の記録(確認)」から始めてください。
そこから動き出してください。
「百聞は一見に如かず」という諺がありますが、わたしはそれをもじって「一行は100考にまさる」と思っています。
そこで、電話と来客の応対は奥さんにまかせて、よほどのことがないかぎり社長は出ていかないことにしました。
従業員とは、始業時と休み時間が終わって仕事を再開するときに指示したり、相談を受けることにしました。
こうして社長が作業に専念できるようにした結果、てきめんにフライス加工の不良がなくなったのです。
いまはすべて情報の時代になった野村克也という野球評論家がいます。
彼のテレビ解説では、よく投手が投げる次の球の予想をやっています。
テレビで”枠”を見せてその予想位置を示します。
そして、実際に彼が投手に無線か何かで指示を発したのではないかと思うほど、ずばり予想ポイントに球が投げ込まれてきます。
テレビを見ていて実におもしろい。
彼は、ごぞんじ南海ホークスで名捕手、大打者としてならし、監督もつとめました。
とくに「生涯一捕手」と口にしていたほどですから、捕手として打者のクセや弱点を詳細に調べ上げて、そのつど打席の打者心理を読み、また、投手のデータと心理をとらえ、見事に投手をリードしていました。
その手法が、いまの解説に生きているわけです。
もちろんいまの各チーム、各選手のデータを克明に収集・整理しているのはいうまでもありません。
ただ手法は、過去に培ったものをもとにしているわけです。
いまは情報時代です。
野球にかぎらず、サッカーでもマラソンでも、スポーツすべて、敵を知り己を知るためにデータを集め、いかに活用するかで、勝敗が大きく左右されるといわれていま不良状況をまず把握しようです。
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トランクルーム 八潮が出始めた頃で、トランクルーム 八潮のデータを集めて様々な計画に活用していました。
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